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サードセクターに命を賭してもいいのか?


サードセクターに命を賭してもいいのか?この質問を受けて少し考えてしまった。なので改めて自分の考えをまとめたいと思う。本ブログの目的から異なるかもしれないが今回は意思を伝える記事としたい。

そもそもぼくがマーケティングに興味を持った経緯を整理する。

◎マクドナルドとの出会い
自己紹介にも記載しているが、ぼくは高校時代からマクドナルドでアルバイトをしていた。それまでの人生はずっとサッカーをやっており、本気でプロになろうと思っていた時期もあった。(自慢ではないが、選抜に選ばれたり韓国に遠征に行ったりしたこともあるぐらい本気だった。)ただ、中学時代に思うように結果が出ず、高校からはサッカーは趣味としようと思いアルバイトを始めた。そんななんてことないきっかけからマクドナルドを始めた。

◎下克上的な立場になる
しかし、マクドナルドでは自分でもよくわからないが、入ってすぐにトレーナーという一般のアルバイトを教育する役職をもらった。(いろいろな先輩に聞いたが何かセンスがあったらしい。)ちなみに、まだ15歳だったときだ。その後、16歳のときにトレーナーが集うチームのリーダを任命される。ここからぼくの人生が大きく動きだす。

◎経営学との出会い
リーダーになってみたものの、なにをすればいいのかさっぱりだった。束ねるトレーナーのスタッフはみな年上だし、自分が教わっていた先輩たちだ。その中で、店舗としての方向性やマクドナルドという組織が向かう方向性すら理解できない自分が末端のチームであれ効率的な行動ができるのかと考えた。その結果、経営学と出会うこととなった。会社や店舗の方向性を経営という視点から理解できれば年下だろうが後輩だろうが関係なく、チームの能力を最大化できるのではとその頃考えていたのを覚えている。また、いずれ会社に入ったときでもその会社の経営が理解できれば効率的に自分が働けるのではとも思ったので、ぼくが今後学ぶ分野は経営学とそのとき決まった。そうとなれば勉強だということで、経営学の本を読みあさり始めた。

◎マーケティングの魅力
経営学の本を読み始めるとすぐに経営学にもいくつかの分野があることに知らされる。「人材」「会計」「組織」などなど、その頃のぼくにはどれも新鮮だった。その中で「マーケティング」という分野があることに気づく。そこにはマーケティングとは「新たな市場を創造すること」と記載されていた。(たしか3つ程度定義が記載されている中の1つにこれがあったと記憶している。)単純にこの文章を読んだときに「かっこいい」「やりたい」と感じた。このとき、せっかく経営学を学ぶならこの分野を専門としたいと決めた。(経営学に興味を持ったのはチームマネジメントだったのに、格好よさに負けてマーケティングを志望した。)いま思うと、この時期ぐらいから人と違うことに価値を感じ、新しいことや新しいものに価値を感じるようになった。

◎マーケティング業界に従ずる
その後、大学では経営学部マーケティング学科を専攻し、大局的に経営学を学び、専門としてマーケティング戦略を学ぶこととなった。マクドナルドでも店舗戦略等を企画できる立場になっており、そのときはマクドナルドのマーケ部に行くことがひとつの夢であった。しかし、マーケティングを専門とする以上、ひとつの企業しかわからないのでは視野が狭くなると感じ、マーケティングサービスを展開する企業にて多くのマーケティング実務を経験しようと考えた。そして現職に出会うこととなった。

 

長くなったがこれがぼくがマーケティング業をやることになった経緯だ。端的にまとめると、「マーケティングってかっこいいな」という非常に短絡的な感情がきっかけだ。

次にサードセクターに興味を持った経緯を整理する。

◎八戸との出会い
現職を始めたころにリサーチBPO事業というのが動き出した。内部のコア事業を強化するために業務の一部分をアウトソースする事業だ。幸いにもこの事業の立ち上げに関わることとなった。アウトソース先は青森県八戸市に事務所を置く企業。ここから八戸との関わりがスタートする。

◎訪八
事業を進める中で八戸市に訪れることとなった。アウトソースといっても単純作業をアウトソースするだけではなく、現地の人々とともに効率的な実施体制を考えたり、案件を一緒に実施することが多かった。訪れるまではスカイプやメールなどのやり取りしかしてこなかったので、そのとき初めて現地メンバーと会った。そこでは一緒にご飯を食べ、酒を飲み、今後について多いに語った。本当にみんないい人たちで、東京となにも変わらない。何が変わらないって人が持っているポテンシャルが変わらないと感じたのを覚えている。ただ、現地ではいわゆるホワイトカラーの仕事は少なく、そのような職種に就きたくてもできない人たちもいる。せっかくポテンシャルがあるのにもったいないと純粋に感じた。

◎機会の平等性
ぼくは恵まれているのかもしれない。マーケティングの勉強ができ、学生時代からアウトプットする場もあった。東京にはもちろんマーケティングサービスの企業があって採用もしている。一方、八戸では勉強しても活かせる場が少ない。もしかしたら勉強も東京よりしにくいのかもしれない。ぼくはこのことを感じたときに機会は平等でないといけないと思った。機会平等の社会こそがあるべき姿だと思った。だってぼくは新しいことに魅力を感じるし、やりたくてもやれない人たちが、もしやれる環境にあったらぼくもその人たちもワクワクすると思う。もっとみんなで新しいことができる。そんな社会を実現したいと思うようになったきっかけが八戸であり、そこで出会った人々だ。

◎地域活性に本気で挑みたい
ずいぶん遠回りをしたが、ぼくがマーケティングに興味を持ったのは「新しい市場を創造する」ということに純粋に「かっこいい」と思ったから。そしてそれを実現したいと思っている。だからこそ、それをみんなができる環境にしたい。だって新しいことは一人よりも多くの人が関わった方が面白いことができると思っているから。だから、それができない環境をいま自分ができるスキルを使って変えていきたい。変えたらそこから新しい市場が生まれるかもしれない。そのためには地域活性が重要だと思っているし、本気で挑みたいと思っている。もちろんきっかけを与えてくれた八戸には想いも強いから、まずは八戸を活性化したいと本気で思っている。

 

本当に長くなったが当初の質問に戻る。

サードセクターに命を賭してもいいのか?

答えは「イエス」だ。
整理してみて思ったけど、自分の信念はぶれていないと思う。たしかに八戸以外にもビジネスパートナーがもともとサンセクに興味があったということもあるが、ぼくのウォンツは昔から変わっていない。だからこそ命を賭してもいいと思っている。もちろん慈善活動でやるつもりはない。だって、新しいことは競争原理から生まれることが多いから。それならば、ビジネスとして人も金も地域に集まる仕組みを作ることで競争原理を生んで活性化につなげていきたいし、サンセク全体の活性化にもつなげていきたい。(ぼくらもビジネスとしてやるし、現地にも競争原理を作りたい)

厳しい世界だとは思うが、自分自身もっと人生を楽しみたいので挑みたいと思う。そんな決意を抱いた。