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国分寺物語


ぼくの母校である東京経済大学での地域活性化の事例である、国分寺物語についても備忘録を込めて記事として残しておく。

国分寺物語は東京経済大学経営学部教授・小木紀親氏の小木ゼミと一般社団法人ニッポニア・ニッポンのコラボレーション企画である。

ニッポニア・ニッポンは各地域の活性化に対して、自らが得意とするWEBマーケティングを活用し、各地を「物語り」と表現したWEBサイトを構築し地域プラットフォームを作っている団体である。

ぼくは代表の彦田氏にも直接お会いして話しを伺う機会もあったのだが、震災をきっかけに始めた活動ということだ。その中で東京経済大学の小木氏と出会うことになって、学生を利用した地域活性モデルを構築することになったということだ。そこで大学の所在地である国分寺を舞台とした「国分寺物語」を作り出した。プラットフォームはニッポニア・ニッポンが用意し、コンテンツを小木ゼミの学生が作るというスタイルで運営されている。

母校ということもあり、小木氏との関わりもあったぼくは地域活性に興味を持ち始めたころに直接話しを伺う機会があり、「国分寺物語」を知ることになり、現在でもウォッチしているという次第だ。

彼らはビジネスとして行っている訳ではないので、このプラットフォームを利用してマネタイズしようとは考えていないらしい。しかし、せっかくのプラットフォームだ。ぼくは地域住民の声が多く集まっているので、何か活かせないかと考えてしまう。

例えば学生が作っているコンテンツの中で、住民のインタビューがある。それをぼくらが支援するのはどうだろう?小木ゼミはぼくが専攻していた学科のゼミである。ぼくの専攻は流通マーケティング学科。つまり、彼らは少なからずマーケティングに興味がある学生だ。ぼくはマーケティングリサーチの中でも定性処理を強みとする企業でスキルを身につけた。そのスキルの一つに文化人類学で生まれたKJ法というものがある。端的に説明すると、フィールドワークなどで集めた多くの断片的なデータを統合し、創造的なアイディアを生み出したり、問題の解決の糸口を探ってゆく手法である。この手法はいまでも商品開発や販売戦略というマーケティングの第一線でも使える技術だ。少なくともぼくはこの技術を応用して戦略提案を行っている。この技術をレクチャーしつつ、地域のウォンツを探り、学生主導で新たなサービスを提案していく。学生はマーケティングの実践的な教育を受けられ、就職活動でもネタとして取り扱える。学校側としても魅力的なコンテンツになり、学生の招致施策の一つになる。もちろん地域住民はいまよりも快適な生活が少なからず送ることができる。とても魅力的な取り組みだと思う。

問題はぼくらがマネタイズできないこと。これだと学校側から授業料としてお金をもらう仕組みになってしまう。市や現地企業を巻き込む形にすればキャッシュの流れは増えそうだが、もう少しブラッシュアップする必要がありそうだ。

先日ビジネスパートナーともディスカッションした内容だったので備忘録を含めたメモ記事。